CKSの交換
今日はなんだかパッとしない天気ですが、
それほど暑くはないので、エアコンなしで仕事をしていたところ
電材の営業の方に、暖房入ってます?なんて言われてしまいました(笑)
外から入ってくると暑いようです
先日、家の一部の電気が点かなくなってしまったというお問合せが
ありました。
調査に行ってみると、どうやら原因はメーター横に付いていたCKSのよう。
CKSとは、カバー付きナイフスイッチのことで、
言ってみればブレーカーの前身のようなもの。
一時的に過電流が流れた際、ブレーカーが飛んでも、
ハンドルを上げて復旧すれば、また使えますが
CKSは、中にヒューズが入っているのでヒューズの交換をしないと
また使えるようになりません。
そもそも、普通はメーターの横にブレーカーやCKSなんて付いてたっけ?
と、工事の担当者に聞くと、
メーターから、分電盤までの距離が8m以上になる場合には、
メーター横にブレーカーを付けなければいけないという決まりがあるそうです。
初めて知りました (電気工事屋ですが、書いている私はただの事務員です笑)
これが、元からついていたCKS。
ヒューズ3本のうちの1本が切れていました。
だから、家の一部分だけが電気が切れたのですねー。
残った2本の所は電気が使えるわけです。
ヒューズの場合は切れるというよりも、熔けるのです。
既定の電流を超えた電気が流れると熔けて電気が遮断されるようにできているのですね、すごい!
そして、これが取替後のブレーカーです。
CKSのまま、ヒューズだけ取替えて使われるお客様もみえると思いますが
弊社ではできるだけ、ブレーカーへの取替えをオススメしています