震災時の電気のこと
熊本の地震、本当に本当に大変なことです。
被災地の方々に心から、お見舞い申し上げます。
どうか、早く余震が収まってくれますように。
これ以上被害が広がりませんように。
祈る気持ちでニュースを見ています。
私達は、電気工事屋ということで
電気の観点からしかお話できませんが
西でも東でも、大きな地震が起こってしまっている今、
日本のどこで、また大きな地震が起こってもおかしくないと思います。
全国の人たちが、そういった危機感を持って生活しなければいけないと
強く思います。
先日、市内のお客様へ感震ブレーカーなどのお見積もりを
出させていただいたところでした。
感震ブレーカーや感震コンセントなど、種類は色々あるのですが
大きな地震が起きたときに、自動で電気を遮断してくれます。
なぜ、自動で遮断しなければいけないかと言うと、
震災時の電気による火災がものすごく多いからです。
揺れが起きたときに、電気ストーブが倒れて衣服や紙類に燃え移ったり
二次被害として、一時停電していた電気が復旧した時に、
傷んだコードや、プラグなどがショートして発熱・発火してしまい
不在の間に出火してしまうことも少なくないようです。
阪神大震災の火災の6割強が電気による火災です。
今回の熊本に地震でも、電気が復旧したからと、自宅に戻った方が
多かったとのこと。
倒れた家具などで傷んだコードにまで通電してしまうことも
覚えておいて欲しいと思います。
そしてやはり、備蓄ですね!
特に、我が家と同じように小さな子供がいる世帯では
しっかりとしておいた方がいいと感じました。
自分だけなら、我慢できるけれど、子供に泣かれたり、
お腹を空かせている姿を見るのは、本当に胸が痛みます。
そういったことが、ストレスを何倍にも倍増させるだろうなぁということは
安易に想像が付きます。
備蓄、しっかりしましょうね
しっかり備蓄しておけば、どうにかなります。
家が壊れてしまうことも想定して、なん箇所かに分けて置いておくのも
いいそうですね。
我が家も3か所くらいにわけておいてあります。
私ももう一度、しっかり見直したいと思います。