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2012年8月21日

デマンド管理

7月に、超特価なデマコン!ということで

ご紹介させていただいたのですが

ある工場からご注文をいただいたので

設置をさせていただきましたhappy01

今回、設置させていただいたのは

三菱製、DM-100CPS という機種です。

2012.08.21デマコン.jpg

 

そもそも、デマンドとは何か?

なぜデマンド管理が必要なのでしょうか?

デマンドとは、電力を使用する需要家の、最大使用電力のことを言います。

キュービクルが備え付けられている施設、工場などでは

電力会社と、電力契約を結ぶ場合に、1年間を通して最も高い電力が発生する瞬間を

デマンドとして設定し、その数値が月々の基本料金となります。

一般家庭とは契約の形態が異なっているのですね!

しかし、そのデマンドが契約値を超過してしまうと、

翌月からは、その超過したデマンドを最高値とするため、基本料金が上がってしまいます。

しかも、そこから1年間は契約を下げることができません。

極端に言うと、その一時的な超過によって、1年間の電気代が決まってしまうので

施設を運営している側としては、デマンドを超過しないことがかなり重要になってきます。

(実際には30分間の平均単位ということなので、瞬間的な超過なら大丈夫)

そこで、デマンド監視装置をつけて、超過しないよう監視するというわけです。

契約電力を超過しそうになると、警報を鳴らして

知らせてくれるので、電気の負荷を制限してあげることで

超過を防ぐことができます。

以前、設置させていただいた施設では

年間の内の数日だけすごく沢山の電力を使う日があり、普段は少ししか使わないのに

そのすごく使う日の最大電力を、契約値とされてしまうので

結果的に経費がものすごく高くなっている、といったケースがありました。

そういったケースでは、すごく使う日の電力を極力減らすことで

年間の基本料金が下がってくるので、経費削減につながっていきます。

大きな施設や工場には、今やなくてはならない存在ですね!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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