デマンド管理
7月に、超特価なデマコン!ということで
ご紹介させていただいたのですが
ある工場からご注文をいただいたので
設置をさせていただきました
今回、設置させていただいたのは
三菱製、DM-100CPS という機種です。
そもそも、デマンドとは何か?
なぜデマンド管理が必要なのでしょうか?
デマンドとは、電力を使用する需要家の、最大使用電力のことを言います。
キュービクルが備え付けられている施設、工場などでは
電力会社と、電力契約を結ぶ場合に、1年間を通して最も高い電力が発生する瞬間を
デマンドとして設定し、その数値が月々の基本料金となります。
一般家庭とは契約の形態が異なっているのですね!
しかし、そのデマンドが契約値を超過してしまうと、
翌月からは、その超過したデマンドを最高値とするため、基本料金が上がってしまいます。
しかも、そこから1年間は契約を下げることができません。
極端に言うと、その一時的な超過によって、1年間の電気代が決まってしまうので
施設を運営している側としては、デマンドを超過しないことがかなり重要になってきます。
(実際には30分間の平均単位ということなので、瞬間的な超過なら大丈夫)
そこで、デマンド監視装置をつけて、超過しないよう監視するというわけです。
契約電力を超過しそうになると、警報を鳴らして
知らせてくれるので、電気の負荷を制限してあげることで
超過を防ぐことができます。
以前、設置させていただいた施設では
年間の内の数日だけすごく沢山の電力を使う日があり、普段は少ししか使わないのに
そのすごく使う日の最大電力を、契約値とされてしまうので
結果的に経費がものすごく高くなっている、といったケースがありました。
そういったケースでは、すごく使う日の電力を極力減らすことで
年間の基本料金が下がってくるので、経費削減につながっていきます。
大きな施設や工場には、今やなくてはならない存在ですね!!
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